副業が推進される現代では、「副業をやってみたい!」という人が増えてきており、中でも女性の副業者の割合は高く、在宅でできるものが特に人気を集めています。
「育児や家事をしながらでも家で稼げる仕事を知りたい!」
「隙間時間を有効活用して安全な副業を始めたい」
この記事では、そんな在宅で副業を始めたい女性に向けて、おすすめの副業と、副業を始める際の選ぶポイントや注意点などをご紹介していきます!
在宅で副業している女性の割合

副業が全国的に広まる中、実際に副業をしている女性は、約13人に1人(7.5%)とされています。
副業を始める理由として、本業だけでは自由にできるお金が少なかったり、そもそも生活そのものが精一杯で収入を増やしたいという人が最も多いです。
他にも、時間があるから、スキルアップしたいからなどの理由が挙げられます。
副業者の就業実態に関する調査では、副業の月収は「5万円未満」が約44%、「5〜10万円」で27.1%でした。
副業をする時間は1週間で平均14.5時間としています。
つまり月5万円を副業の収入として得ることは、十分可能性があると言えるでしょう。
女性におすすめ在宅でできる副業15選

女性におすすめの、在宅で安全にできる副業を以下に紹介していきます。
文字起こし
文字起こしとは、セミナーや会議などで録音した音声データをテキストの文章にしていく仕事です。
最近では、YouTubeの動画の文字起こし依頼も増えてきており、特別なスキルがなくても始められる副業として人気を集めています。
ただし、文字起こしは未経験者であれば、タイピングに自信がある人でも時間がかかってしまうため、まずは時間の短いものから始めてみるのがおすすめです。
- 報酬目安:10分程度の短い音声データの文字起こし数百円〜1000円/1時間程度の公演fなどの文字起こし4000〜5000円
- 始め方:クラウドワークスやランサーズで案件を探す
ライブ配信アプリやYouTubeでのライブ配信
ライブ配信とは、リスナーさんに映像をリアルタイムで届けること。
収入源は、投げ銭と呼ばれる有料アイテムで、これは配信を見にきてくれたファンからもらうことができます。
特別なスキルは必要ありませんが、投げ銭をしてくれるリスナーを増やしていくためにも、きてくれた人を楽しませるための工夫や努力は必要になってきます。
- 報酬目安:初心者は月1000円〜5000円が相場
- 始め方:好きなライブ配信アプリをダウンロードする
Webデザイナー
webデザイナーは、クライアントの希望イメージに沿って、ホームページ制作、画像加工やバナー制作などを行うのが仕事です。
Webデザインができるという実績やスキルが必要で、副業として始める際にも「ポートフォリオ」と呼ばれる作品集が必要です。
- 報酬目安:受注〜納品まで3〜4ヶ月として月10万円
- 始め方:スクールに通って案件をもらう、クラウドソージングで案件を探す、知人から紹介してもらう
フリマアプリでの販売
フリマアプリを使って、家にある不用品を出品したり、他のネットショップで安く仕入れた商品をフリマアプリで高く販売する方法(せどり)です。
最初は不用品の出品から始めて、慣れてきたらせどりにチャレンジしていくのが良いでしょう。
- 報酬目安:不用品出品月1〜5万円、せどり月10万円
- 始め方:フリマアプリをダウンロードする
オンライン講師
オンライン講師とは、対面ではなくオンライン上で授業をする講師のことで、ジャンルは様々です。
小学生に教える勉強から、語学学習、占い、ピアノ、プログラミングなど、あなたが教えられるものならなんでも良いので、生徒にわかりやすいように伝えてあげることが大切です。
- 報酬目安:最初は1時間のレッスンで1000円として月数万円
- 始め方:オンライン講師求人に申し込む、自分でSNSやWebサイトで集客する
アフィリエイト
アフィリエイトとは、インターネット広告の手法のことです。
インターネットが使える環境にあれば、時間や場所を選ばず、難しいスキルも必要ありません。
ブログやSNSなどで、紹介したい商品のリンクを貼って、購入されれば1件いくらという形で報酬を得ることができます。
- 報酬目安:初心者は0〜5000円
- 始め方:SNSアカウントまたはブログを開設して、アフィリエイトプログラムに登録
ハンドメイド雑貨の販売
ハンドメイド雑貨の販売は、自分の好きな趣味で稼げるのでおすすめです。
初心者はスマホケースから、アクセサリー類、上級者になればぬいぐるみやベビーグッズなど様々です。
人気作家になれば、本業にできる可能性も高く、夢のある仕事と言えるでしょう。
- 報酬目安:初心者は0〜5000円
- 始め方:販売するジャンルを決めて、ハンドメイドマーケット・フリマアプリ・ネットショップのいずれかで販売
プログラマー
プログラミングの副業案件は、ほとんどがパソコンとインターネット環境があるとできるものです。
専門資格や実務経験が求められない案件も多く、未経験でも参入しやすく、高単価の案件も多いため「週末プログラマー」と呼ばれる副業者も増えてきています。
- 報酬目安:(単価)初心者5000〜3万円、中級者10万円〜
- 始め方:①独学でプログラミングを学ぶか、スクールで学ぶ②クラウドワークスで実務経験を積む③フリーランスエージェントや副業エージェントで高単価案件にチャレンジする
愚痴聞きバイト
愚痴聞きバイトとは、その名の通り、ストレスや不満を抱えている人の愚痴を聞くという仕事です。
カウンセラーなどの資格がなくてもでき、アドバイスする必要もなく、ただ話を聞いて共感してあげるのが大切です。
方法は電話・対面と両方ありますが、対面での報酬が高い傾向にあります。
- 報酬目安:30分で電話1000〜2000円、対面2000円程度
- 始め方:求人に応募する、ココナラなどのスキルマーケットに出品、SNSやブログを立ち上げてPRする
モーニングコール代行
モーニングコール代行とは、朝に依頼された時間に電話をかけて依頼者を起こしてあげる仕事です。
スマートフォンのアラームで起きられない人は、人の声で会話することでしっかり目覚められると、サラリーマンに需要が高いようです。
特別なスキルは要りませんが、見ず知らずの人に数分間電話をかけて一言程度でも話す必要があります。
早起きが得意な女性や、朝お弁当作る時間を有効活用したい女性におすすめです。
- 報酬目安:1件25円〜100円、月換算2万円程度
- 始め方:モーニングコール代行の会社に申し込むか、求人サイトから申し込む※ただし人気のためなかなか募集されないので要チェック
Webライター
Webライティングの仕事は、Webサイト上の記事を書く仕事です。
ユーザーが得たい情報を完結にわかりやすくまとめたり、SEO対策を学んで上位表示を獲得できるようにしていくことが求められます。
Webライティングは、仕事に取り組んで成果を上げた分だけ対価をもらうことができ、スキルも徐々に上げられるので在宅で行う副業としておすすめです。
- 報酬目安:初心者ライターなら文字単価0.1~0.8円✖️4000字で10,000円、中級者ライター文字単価1.5〜2.0✖️4000字で30000円
- 始め方:クラウドワークスやランサーズで案件を探す
在宅秘書
在宅秘書とは、上司や担当者のサポート業務を在宅で行う仕事のことです。
出張時のフライト手配やスケジューリング、会議資料の作成など、一般的な秘書業務を電話・メールを使いながら行なっていきます。
ビデオ通話やパソコン業務が使えたら特別なスキルも不要ですが、ある程度の就業時間の規定があるものが多いため、1日4時間以上、時間を使える人にはおすすめです。
- 報酬目安:時給1000〜1500円
- 始め方:クラウドソージングで案件に応募、知り合いの紹介
動画編集者
動画編集とは、動画を切り取ったり、音楽や字幕を入れたりして、見る人が見やすい動画に編集する仕事です。
動画コンテンツの市場はまだ拡大すると見られるため、動画編集の需要は今後も高まっていくと予想されます。
スキルを磨けば高単価も目指せる仕事なので、地道な作業を続けるのが得意な人にはおすすめです。
- 報酬目安:tik tokの30秒動画3000円、YouTube5分5000円前後10分以上で10000円〜30000円
- 始め方:クラウドソージングやSNSで案件を獲得する、スクールに通ってスキルアップを図りながら高単価の案件を狙う
在宅コールセンター
在宅コールセンターとは、顧客に対する電話対応を在宅で行う業務形態のことを指し、問い合わせ・クレーム対応や商品予約受付などを行います。
マニュアルや研修制度がしっかりしているところが多く、未経験でも始めやすいのがポイントです。
時給制ではなく、「電話1本あたり・契約1本ごと」で給与が決まる成果型報酬を採用している企業も少なくないです。
- 報酬目安:時給換算で1000円〜
- 始め方:在宅コールセンターの仕事や案件をindeedやクラウドワークスで探す
YouTube切り抜き動画
切り抜き動画とは、著名人やYouTubeの配信を録画し、一部分を切り抜いた動画のことです。
著作権者の許可さえ取れれば、あとは動画を編集して自分のチャンネルに載せるだけで収益化できることで人気の副業となっています。
- 報酬目安:月10万再生で1万円ほど
- 始め方:動画編集アプリで切り抜きたい動画を編集してYouTubeに投稿する
在宅でできる副業を選ぶ時のポイント

女性が在宅の副業を始める時に、どう選ぶべきかのポイントを紹介します。
安全性の高いもの
女性が副業を始めるなら安全は第一に考えるようにしましょう。
副業の中でも、出会い目的の男性と接触するようなものや、詐欺まがいのものは多く存在します。
例えばチャットレディなどは、会員登録料やレンタル料などと謳って、逆にお金を支払うように指示されることがあったりするので危険です。
掲載元や相手が信用するに値するか、よく見極めるようにしましょう。
隙間時間にできる簡単なもの
副業を始める際は、本業に支障が出ないように隙間時間でできるものがおすすめです。
副業に時間や労力を取られすぎて、本業に身が入らなくなってしまっては本末転倒です。
仕事終わりや、休日の短時間でできるものを選んで、なるべく負担のないようにできるものを検討してみましょう。
得意やスキルが活かせるもの
もともと、得意なことやスキルを持っているなら、それを活かせる仕事を選ぶことで、副業を始める負担も少なく、収入をあげるまで時間短縮にもなるでしょう。
過去に取得した資格や、副業に活かせそうな経験などがないか振り返ってみることも大切です。
女性が副業を始める時の注意点

女性が副業を始めるときは、以下のことに注意するようにしましょう。
怪しい副業に手を出さない
「誰でも簡単に稼げる」など、仕事の条件が異常に良いものや、口コミが良すぎる仕事は、詳細な業務内容を伏せて、都合よく見せるようなPRをしている、または詐欺の可能性がとても高いです。
実際にやってみると、時間ばかり取られて全然稼げない、逆にお金を騙し取られる、なんてことが多くあります。
そういった怪しいものにはなるべく手を出さないように、慎重に選ぶようにしていきましょう。
会社の就業規則を確認する
副業を始める前に、本業の会社の就業規則は必ず確認するようにしましょう。
会社で副業を禁止している場合、規則違反で罰則を受ける可能性もあります。
また公務員の方は、副業は全般的に禁止されています。
「在宅の副業なら見られないからバレない!」ということでもなく、副業の収入の分の住民税が高くなると会社にバレてしまうので注意しましょう。
確定申告は自分で行う必要がある
副業で収入を得られるようになったら、確定申告を忘れずに自分で行う必要が出てきます。
面倒な作業ですが、確定申告を怠ると「延滞税」といって税金がかけられ、さらにお金を請求されることになります。
行政サービスを利用できなくなったり、ローンが組めなくなったりする可能性もあるため、今後の生活に支障をきたさないためにも、確実に確定申告は行うようにしましょう。
まとめ

女性におすすめの在宅でできる副業についてご紹介しました。
どの副業も在宅で安全にできるものですが、初心者でいきなり大金を稼ぐのは難しいことがほとんどです。
ですが、続けて行った先に報酬は徐々に高くなっていくものなので、諦めずにチャレンジすることは大切です。
あなたが楽しんで取り組めるものを探して、無理のない範囲で副業にトライしてみましょう。